
私の父親は、毎日晩酌を楽しむ、いわゆる「お酒好きなおじさん」。
今日の夕飯でも、いつものように
「プシュ!」
と、なんとも気持ちのいい音を立てて缶ビールを開け始めた。
ご飯を食べながら何気なく視界に入ったその缶ビール。
……あれ?
いつもと色が違う。
「今日は、いつものビールと違うね?」
そう聞くと、父親は気付いてもらえたのが嬉しかったのか、少し得意げにこう言った。
「ノンアルビール!今日から週2回は休肝日を作ることにした!」
ということで今回は、
50代の父親が健康を気にして、毎日の晩酌を見直し始めた話
を紹介します。
この記事にはプロモーションを含みます。
- なぜ父親はノンアルコールビールを飲もうと思ったのか?
- ノンアルコールビールで本当に我慢できるのか?
- 父親はどのノンアルコールビールを選んだのか?
- ノンアルコールビールの休肝日をいつまで続けられるのか?
- 今夜からできる3つのこと(休肝日を増やすために)
- おわりに:断酒じゃなくてもいいんです!
なぜ父親はノンアルコールビールを飲もうと思ったのか?
理由を聞いてみると、きっかけは職場の飲み会での同僚との会話でした。
その同僚は、
毎日ビール500mlを3本飲むのが日課
という、大のビール好き。
ところが人間ドックで、尿酸値がまさかの3桁という診断結果を受け、さすがに危機感を覚えたそうです。
そこで思い切って禁酒。
1か月間アルコールを断ち、再検査を受けたところ、数値は無事に正常値へ。
「やっぱ酒は体に悪いんだな」
そう実感した同僚でしたが、 人間というのは弱いもので――。
体調が戻ると、飲酒習慣も元通り。
毎日ビール500mlを3本。金額にすると
280円 × 3本 = 840円。
ちょっとしたおつまみを足すと、1日約1,000円。
これが1か月続くと…… 約30,000円。
ある日、その同僚はふと気付いたそうです。
- 毎日ビールを3本飲んで、身体にいいわけがない
- 経済的にも決して優しくない
- ストレス発散にはなっているけど
- トータルで見ると、マイナスの方が大きいんじゃないか?
そこで同僚は、次のようなルールを作りました。
- 週3日は休肝日にする
- 休肝日は、ビールの代わりにノンアルコールビールを1本
- お酒を飲む日も、最初はノンアル → その後ビール
この話を聞いた父親は、 「それいい!」と、見事に感化され、ノンアル休肝日を始めたのでした。
ノンアルコールビールで本当に我慢できるのか?
ここで、私はある記憶を思い出しました。
7〜8年前、父親の実家で親戚と夕食を囲んだ時のことです。
我が家では、 「行き帰りの運転=父親」 が暗黙のルール。
周りの大人たちが美味しそうにお酒を飲む中、 父親はノンアルコールビールで参加。
……が、 当時のノンアルは正直イマイチ。
一口飲んで、「不味い!これなら飲まん方がマシ!」と、ビールを飲めない父親は一人で腹を立てていました。
そんな父親が、今さらノンアルで我慢できるのか?
いや、それとも年齢とともに味覚が鈍ってきたのか?
気になって、聞いてみました。
「ノンアルコールビールって、不味いんじゃなかったっけ?」
返ってきた答えは、意外なものでした。
「いや〜、意外にいける!」
と、まんざらでもない表情。 どうやら、時代とともに、ノンアルも父親も変わったようです。
とはいえ、今日は休肝日1日目。これからが見ものです!
父親はどのノンアルコールビールを選んだのか?
父親が飲んでいたのは、赤い缶のノンアルビール。
私の周りでよく見かける「アサヒ ZERO(紺色)」とは違います。
何を飲んでいるのか聞いてみると、
「キリン 本格醸造ノンアルコール ラガーゼロ」
とのこと。
これも、例の同僚からのおすすめ。
「アサヒ ZEROより、俺はこっちの方が好き。一回飲んでみて」
そう言われて選んだそうです。
父親はアサヒ ZEROを飲んだことがないため比較はできませんが、
「思ったより、ちゃんとビールの味がする」
「昔のノンアルとは、全然違う」
と、かなり満足そう。
最近のノンアルコールビールは、驚くほどビールに近い味になっているようです。
……その分、値段もそれなりにしますが。
ノンアルコールビールの休肝日をいつまで続けられるのか?

正直なところ、
「この調子でずっと続くか?」と聞かれたら、答えはわかりません。
でも、今回の父親を見ていて思ったのは、
「我慢」ではなく「置き換え」だから続きそう ということ。
- ビールをやめる、ではなく
- ビールっぽいものに替える
- 晩酌という習慣そのものは壊さない
これは、脳をうまく“だましている”感じがします。
いきなり断酒を目指すよりも、
- 週2回 → 週3回
- ノンアル → 半分ノンアル
- そのうち「今日は飲まなくてもいいか」
そんな流れの方が、現実的なのかもしれません。
今夜からできる3つのこと(休肝日を増やすために)
ここまで読んで、
「自分も少し見直した方がいいかも…」
と思った方へ。
いきなり断酒を目指す必要はありません。
まずは今夜からできることだけ、やってみてください。
① まずは“週に1日だけ”休肝日を決める
「月曜は飲まない」
「明日はノンアルにする」
それだけでOK。
回数よりも、まずは始めてみることが大切です。
② 休肝日は“我慢”せず、ノンアルに置き換える
晩酌そのものをやめようとすると、続きません。
- 缶を開ける
- グラスに注ぐ
- 食事と一緒に飲む
この流れは残したまま、中身だけ変えるのがコツです。
③ 飲む日は、最初の1本をノンアルにする
「今日は飲む日」という日でも、
- 1本目:ノンアル
- 2本目以降:普通のビール
これだけで、アルコール摂取量は確実に減ります。
気付けば「今日は1本でいいか」となる日が来るかもしれません。
おわりに:断酒じゃなくてもいいんです!
お酒を完全にやめなくてもいい。
でも、少し減らすだけで、
- いつもよりよく眠れる
- 翌朝の体が軽くなる
- お金が残る
- 健康診断の数値が怖くなくなる
- 長生きして年金を多くもらえる(かも)
そんな変化は、確実に起こります。
今回の父親のように、無理せず、脳をだまして、少しずつ変える。
それは、50代からの「 現実的で、続けやすい選択」なのかもしれません。
このノンアル休肝日が、一時的なブームで終わるのか、それとも本当に生活の一部になるのか。
しばらく、静かに見守ってみようと思います。


